敬語とは・・・！？③
おはようございます！
～✍タイトル～
➀敬語の種類
➁敬意の方向
③それぞれの敬意の対象（地の文、会話文）☜いまここ
④複雑な文章（地の文＆会話文）
⑤その他の敬語
③それぞれの敬意の対象（地の文、会話文）
～地の文編～
1 大納言、袴を給ふ。 敬意の方向 作者→大納言
地の文なので敬意の方向は（誰が）作者、給ふは尊敬語（動作の主体）＝主語なので（誰に）大納言となりました。
地の文なので敬意の方向は（誰が）作者、申しは謙譲語（動作の客体）＝目的語なので（誰に）中宮となりました。
３ 大納言、皇后に申し侍りけり。 敬意の方向 作者→読者
地の文なので敬意の方向は（誰が）作者、侍りは丁寧語なので（聞き手、読み手）の読者となりました。
～会話文編～
１ 僧都、「尼、仏に花を奉る」と言いけり。 敬意の方向 僧都→仏
まず、会話文なので敬意の方向は話し手の（誰が）僧都が、奉るは謙譲語（動作の客体）＝目的語なので（誰に）仏となりました。
２ 乳母「大納言、翁に袴を給ふ」 敬意の方向 乳母→大納言
まず、会話文なので敬意の方向は話し手の（誰が）乳母が、給ふは尊敬語（動作の主客）＝主語なので（誰に）大納言となりました。
３ 中納言「大納言、翁に侍りけり。」 敬意の方向 中納言→読者
まずは、会話文なので敬意の方向は話し手の（誰が）中納言が、侍りは丁寧語（聞き手）なので（誰に）読者となりました。
以上、今回は文章を用いてやっていきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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